ゲームあるあるだと思いますが、
残り体力が一定以下になった瞬間に、急に強くなって【ゲーム性を無視した攻撃】でバトルを終わらせてくる敵ボスって、いるよね。
あれされると、もう太刀打ちできないんですよね。
だって、想定外の動きだからね。こっちは今までの感じから「次のターンが回ってくる」って前提で、番を終わってますからね。
自分の番になった瞬間にルール変えちゃうんだから、そりゃ強いよね。
「ああ、あんな動きができたら。体力ゲージ残り10の時の魔王みたいに発狂できたら」
って思いますよね、皆さん。(適当か)
できるんです。ポケカなら。
今日は、そんなルール無視レベルの強さを誇る、発狂必須のデッキを紹介する。
ギラティナVSTARデッキのメインのポケモン
ギラティナVSTARデッキの特徴
デッキレシピと評価
ギラティナVSTARデッキ | |
総合評価 | 8.0/10点 |
デッキパワー | ★★★★★ |
安定性 | ★★★★☆ |
展開力 | ★★★★★ |
対応力 | ★★★★☆ |
お手軽 | ★★☆☆☆ |
☆【評価】や【各項目】の意味はコチラ |
特徴
強すぎて制限がつくほどの唯一無二の決定力
「2エネで、相手のバトルポケモンを強制的にきぜつさせる」
「1エネで、相手のポケモンにダメカン12個を好きなようにばら撒く」
「0エネで、素点110のワザを打つ」
これらは全て、このデッキに含まれるポケモン達の能力だ。
ポケカ民「つ、強すぎん?」
そう、強すぎるのだ。こんなデッキが許されると、もう「ポケモンカードゲーム」ではなく、「ギラティナVSTARデッキゲーム」になってしまう。
だから、制限がかかっている。
それが「ロストゾーン」といわれる概念だ。上記の能力には全て「ロストゾーンにカードが○枚以上の場合に、」という条件が書かれている。ちなみに、ロストゾーンに、置かれたカードはもう2度と使用することはできない。
逆に言えば、ロストゾーンという制限を解除してしまえば、もはや手のつけられない最強のデッキとなる。
一石二鳥!ロストゾーンを肥やす過程でデッキが回る
先に書いたように、ロストゾーンにカードを貯めていき、制限解除をすることが、このデッキの肝となる。
が、この過程でデッキが鬼のように回る(つまり、欲しいカードを持ってこれる確率が高い)のがこのデッキの強みだ。
なぜなら、ロストゾーンを溜めるカードは、
・自分のカードを2枚引き、1枚をロストゾーンに送る(キュワワー)
・自分のカードを5枚引き、2枚をロストゾーンに送る(アクロマの実験)
のようにドローを伴う能力がほとんどだからだ。
結果、鬼のようにデッキが周り、光の速さで制限解除に到達する。
マジで「ギラティナVSTARデッキゲーム」になるんじゃないか。
このデッキならではの強力なエネルギー加速手段
「決定力がある」「ドローができる」と来たら、あと一つ気になるのが、「エネルギーを安定して貼れるかどうか」ということだろう。
このデッキには、強力なエネルギー加速手段が存在する。
それが《ミラージュゲート》だ。
「ロストゾーンにカードが7枚」という条件さえ満たせば、
「山札から基本エネルギーを2枚サーチ」→「好きなようにポケモンに貼る」というポケカのゲーム概念をぶっ飛ばした性能を発揮する。
「エネルギーをコツコツつけて、大事に育てたポケモンで戦おう」がコンセプトじゃなかったのかい、ポケカよ。と筆者は思う。
実現したい動き(回し方)
まずはロストゾーンを溜めて、制限解除を目指そう。
・《ミラージュゲート》の解放(エネルギー加速手段)
・《ギラティナVSTAR》《ヤミラミ》《ウッウ》の解放(攻撃手段)
が、まず第一に「ギラティナVSTARデッキ」を使いし者達の使命じゃ。(なんか変なキャラが)
そのために、まずは7枚、最終的には10枚のカードをロストゾーンに溜めることを目標しよう。
理由は、ロストゾーンの枚数が、
・7枚=《ミラージュゲート》の条件達成
・10枚=《ギラティナVSTAR》《ヤミラミ》の条件達成
だからだ。
ロストゾーンが10枚を超えたら、それは「終わりの始まり」です。
ロストゾーンが10枚を超えたら、やりたい放題だ。
今まで我慢していたことを一気に解放し、暴れ回ろう。
以下にできることを記載していく。
・《ヤミラミ》の[(ワザ)ロストマイン]でサイド一気どり。
1エネで、ダメカン12個を好きなようにばら撒ける。
相手のポケモンの「HP」によっては、サイド一気どりも可能だ。
《ヤミラミ》でゲームを終わらされた相手はもうポケカ自体をやめてしまうだろう。
他にも、非Vなど、複数回戦うことを余儀なくされるデッキが相手の場合にも、大きな力になる。
攻撃時にエネルギーを捨ててしまうために、手数が少なくなる《ギラティナVSTAR》を補うことができるからだ。
・《ギラティナVSTAR》の[(ワザ)スターレクイエム]で強制きぜつ
「VMAXポケモン」などの高HPのポケモンが相手の時は、《ギラティナVSTAR》の[(ワザ)スターレクイエム]を使おう。
相手のポケモンを問答無用できぜつさせることができる。
「ワザ」を使う際に、
「ああ、めんどくせーからこれ使うわ」とボソッと呟くことがコツだ。(友達失くす)
なお、「VSTARパワー」のため、試合中1回しか発動できない点は注意しておこう。
以下より、回し方の詳細を説明していく。
【1ターン目】
先行
《キュワワー》2体、《ウッウ》1体が手札にある状態で始めたい。
・バトル場は《キュワワーA》でスタート。《キュワワーB》をベンチに。
・《キュワワーA》の[(特性)はなえらび]を使って、2枚ドロー→1枚をロストゾーンに。
・《回収ネット》で《キュワワーA》を手札に戻し、《キュワワーB》をバトル場に。
・《キュワワーB》の「特性」を使う。
この時点でのロストゾーンの枚数は2枚だ。
手札に戻した《キュワワーA》と《ウッウ》をこのターン中にベンチに出しておく。
後攻
先行の動きに加えて、《アクロマの実験》を使用する。
5枚ドローして、そのうち2枚をロストゾーンに送ることができる。
この時点で、ロストゾーンの枚数が4枚になる。
【2ターン目】
先行
・前の相手ターンに《キュワワーB》が倒された場合、ベンチの《キュワワーA》をバトル場に出し、「特性」を使う。
・《アクロマの実験》を使用する。
この時点で、ロストゾーンの枚数が5枚となる。
このターンから、《ギラティナV》をベンチに出し、育成を始める。
・《ギラティナV》にエネルギーを1枚貼る。
・バトル場の《キュワワーA》と、ベンチの《ウッウ》を入れ替える(《ふうせん》《ポケモンいれかえ》《キュワワーで逃げる》等の手段が考えられる)。
・《ウッウ》で攻撃する。
《ウッウ》は、ロストゾーンにカードが4枚以上あれば、0エネで[(ワザ)おとぼけスピット]を打てる。
筆者は最強ウッウと呼んでいる。
後攻
・前の相手ターンに《キュワワーB》が倒された場合、ベンチの《キュワワーA》をバトル場に出し、「特性」を使う。
・《アクロマの実験》を使用する。
この時点のロストゾーンの枚数は7枚だ。
・《ギラティナV》を《ギラティナVSTAR》へと進化させ、手札からエネルギーを1枚貼る。
・《ミラージュゲート》で2枚のエネルギーを《ギラティナVSTAR》につける。
・バトル場の《キュワワー》と、ベンチの《ギラティナVSTAR》を入れ替え、[(ワザ)ロストインパクト]を打つ。280ダメージ(普通に強い。)だ。
加えて、自分の場のポケモンについている「エネルギー」2枚を、ロストゾーンに送ることができる。
この時点でロストゾーンの枚数は9枚となる。勝利まで目前だ。
【3ターン目】
先行
・《アクロマの実験》を使用→2枚をロストゾーンへ。
この時点で、ロストゾーンの枚数が7枚になる。
・《ミラージュゲート》で《ギラティナVSTAR》にエネルギーをつけて[(ワザ)ロストインパクト]を打つ。
この時点で、ロストゾーンの枚数が9枚。条件達成まであと1枚だ。
後攻
・《ミラージュゲート》で《ギラティナVSTAR》にエネルギーをつけ、[(ワザ)ロストインパクト]を打つ。
or
・《アクロマの実験》を使う。
この時点でロストゾーンの枚数が10枚を超える。おめでとう。
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